『 全国大会の様子 』

 「とぶ★たまがゆく」 4 回目は、平成28年8月3日(水)〜8月5日(金)の3日間の日程で、山形県で行われた「全国公立小中学校事務研究大会(山形大会)」に参加してきました。

 
 ● 大会3日目
【 日 程 】  大会報告   9:30 〜
         記念講演  10:15 〜
         閉会式   12:30 〜 

 全国大会最終日の3日目は、大会全体の振り返りと初日の全体研究会の報告に始まり、昨日行われた各分科会の成果と課題について報告されたんだよ。
 大会報告に続いては、山形市出身で工業デザイナーの奥山清行氏による講演が行われたんだ。

●記念講演の内容

演 題 「これからの100年をデザインする」
講 師 奥山 清行 氏 / 工業デザイナー

 奥山氏は山形市出身で、あのフェラーリ(「エンツォフェラーリ」2002年)のデザインを手掛けた工業デザイナーなんだよ。
 奥山氏は世界的に活躍するデザイナーなのに、とても気さくな感じで講演もおもしろく引き込まれる内容だったよ。
 それでも「プロは閃(ひらめ)かない」デザインのプロであっても100枚のデッサンを描き、その中のたった1枚が最終的なデザインになる。決して一瞬の閃きでデザインができあがるものではないという話は、思い付きや一瞬の閃きで仕事をすることが多いぼくにとっては、とても耳が痛いお話だったなぁ〜。 


 

 奥山氏の講演の後に、全国大会の閉会式がおこなわれたんだ。閉会式では来年の京都大会の紹介がされ、全事研の旗が山形大会から京都大会に引き継がれていたよ。
 京都大会の紹介の中で、記念講演は清水寺貫主を講師に予定しているんだって。来年の京都大会は、講演だけでも参加費5,000円以上の価値があるよなぁ〜。





●山形花笠まつり「ヤッショ、マカショ!!」

 全国大会最終日は山形花笠まつりの開催初日だったんだよ。山形花笠まつりは青森ねぶた・仙台七夕・秋田竿灯とならんで東北四大祭りの1つとして数えられているんだ。華やかな山車を先頭に「ヤッショ、マカショ!!」の掛け声で笠を手にした踊り手が、花笠音頭を踊りながら行進していくとても華麗なおまつりだったよ。


(C)埼玉県東部公立小中学校事務研究協議会